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ネクソン、2024年度第2四半期連結業績のお知らせ

過去最高の第2四半期業績を達成 中国『アラド戦記モバイル』が業績を牽引オンラインゲームの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:李 政憲/イ・ジョンホン、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2024年度第2四半期(2024年4月1日~6月30日)連結業績を発表致しました。 当社の代表取締役社長であるイ・ジョンホンは、次のように述べています。「中国の『アラド戦記モバイル』、そして新規IP『The First Descendant』における直近の成果を大変嬉しく思います。これらは、有力IPの活用及び拡張、また新たな柱となり得る新作開発の2つで構成される当社のIP成長戦略の有効性を裏付けるものです。」 2024年度第2四半期業績概要及び直近のハイライト 過去最高の第2四半期業績を達成。中国『アラド戦記モバイル』が業績を牽引。5月21日の配信開始以降、中国におけるiOSの売上ランキングで11週間以上にわたり上位圏を維持し、中国で最も成功したモバイルタイトルの一つとなった。 第2四半期売上収益は、会計基準ベースで前年同期比30%増加(一定為替レートベースで19%増加)の1,225億円となり当社予想を上回った。 営業利益は、前年同期比64%増加の452億円となり、当社業績予想を上回った。業績連動賞与が想定を超えた一方で、売上収益が予想を大幅に上回ったことが要因。 四半期利益は、前年同期比63%増加の399億円となり、当社業績予想を上回った。営業利益が想定を上回ったこと、また82億円の為替差益が発生したことが主な要因。 当第2四半期は、『アラド戦記』、『メイプルストーリー』、『FC』の3大シリーズの合計売上収益が大きく成長し、対前年同期で57%増加。   ー『アラド戦記』:中国のモバイル市場への展開を通じて、プラットフォーム及びサービス地域を拡大することで、新規プレイヤーの獲得及び休眠プレイヤーの呼び戻しに成功。その結果、シリーズの合計売上収益は対前年同期で2倍超の成長を遂げた。   ー『メイプルストーリー』:ライブ運用の継続的な改善に加えて、地域拡大や新作を通じたIPの拡張により、シリーズ全体の売上収益は前年同期比9%増加。最大の市場である韓国においては、ネットプロモータースコアが13ポイント改善。   ー『FC』:『FC ONLINE』及び『FC MOBILE』共に業績予想を上回った。一方で、『FC ONLINE』は2023年第2四半期の高い水準との比較で予想通り減収となった。 その他タイトルのハイライト   ー『ブルーアーカイブ』:4月のアニメシリーズ放送開始により、ファン層が拡大。日本における売上収益の2桁成長及び中国サービスの寄与により、全世界合計で過去最高の第2四半期売上収益を達成。   ー『THE FINALS』:バランス調整及びゲームモードの修正を通じてリテンションの改善に継続的に取り組み中。   ー『The First Descendant』:7月2日にグローバルで配信を開始したネクソンの新規IP。ローンチ後、間もなくSteamの売上ランキング1位を獲得。北米のプレイヤーが全世界で最も多く、コンソールプレイヤーが全体の約60%を占める。 ネクソンとEmbark Studiosはテンセントと共に中国向けに『THE FINALS』及び『ARC Raiders』をローカライズする契約を締結したことを発表。 5月15日から7月19日まで期間中300億円相当の自己株式の取得を市場買付にて実施。残枠である700億円は、2027年2月までに取得予定。 2024年度第3四半期業績予想 売上収益は、1,378億円から1,520億円を予想。会計基準ベースで前年同期比15%から26%の増加(一定為替レートベースでは8%から19%の増加) 営業利益は、460億円から573億円を予想。会計基準ベースで前年同期比1%の減少から24%の増加(一定為替レートベースでは10%の減少から12%の増加) 四半期利益3は、346億円から430億円を予想。会計基準ベースで前年同期比2%の減少から22%の増加(一定為替レートベースでは13%の減少から9%の増加) 為替感応度:日本円が米ドルに対して1円変動した場合、2024年度第3四半期の売上収益及び営業利益に対して以下の影響を予想   ー売上収益:9.0億円   ー営業利益:3.3億円 キャピタル・マーケット・ブリーフィング開催のお知らせ 開催日時: 2024年9月3日(火)午後4時00分~午後6時00分  当社代表取締役社長のイ・ジョンホンが成長戦略及びその施策について発表いたします。また、代表取締役CFOの植村士朗より経営目標及び株主還元の方針について説明いたします。さらに、今後の成長を牽引するゲームやサービスをデモ映像と共にご紹介いたします。プレゼンテーション及び質疑応答は日本語、英語、韓国語の同時通訳付きで行います。 決算レター 投資家、アナリスト、メディアの皆さま向けに、直近の業績及び第3四半期業績見通しの詳細を記載した2024年12月期第2四半期決算レターを発行いたしました。当社IRウェブサイトより是非ご覧ください。IRウェブサイト:https://www.nexon.co.jp/ir/  オンライン決算説明会(音声のみ)(日本語・英語) 2024年12月期第2四半期決算説明会の開催について、以下のとおりご案内いたします。オンライン説明会(音声のみ)は日本語・英語の同時通訳付きで行いますが、質疑応答は逐次通訳となります。  日時: 2024年8月8日(木) 17:00〜18:30 (日本標準時(JST)) 決算短信、決算レター及び決算説明資料は、当社IRウェブサイトに掲載いたします。  開催方法 Zoomビデオウェビナーにて実施します。招待リンクから参加後、「通訳」ボタンをクリックして言語チャンネルを選択することで、通訳音声を聞くことができます。 参加方法 登録ページ(下記リンク)より、事前の参加登録をお願いいたします。登録後、オンライン決算説明会(音声のみ)へのURL、ウェビナーID及びパスコードを自動メールでご案内いたします。 登録ページhttps://zoom.us/webinar/register/WN_3G7bHmj_SJmyrao5Hjg61A  オンライン決算説明会音声アーカイブ及びトランスクリプト オンライン決算説明会終了後、音声アーカイブ及びトランスクリプトをIRウェブサイト(https://www.nexon.co.jp/ir/)に掲載予定です。  本資料は四半期業績に関する概要をお伝えするためのもので、投資家の方々に当グループに関する参照情報をご提供することを目的としており、当社の株式及びその他の有価証券等の売買等を勧誘又は推奨するものではありません。   株式会社ネクソン https://www.nexon.co.jp/ 1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用されました。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする45を超えるゲームを、190を超える国と地域でPC、コンソール及びモバイル向けに提供しています。2021年、ネクソンはスウェーデン・ストックホルムを拠点とし、グローバル配信に向けて複数のプロジェクトを開発中のEmbark Studios ABを完全子会社化しました。 ーーー data.aiによる 一定為替レートとは、売上収益を認識するネクソングループの各法人が所在する国の現地通貨の対円レートを前年同期の為替レートに固定して計算したNon-GAAP指標 四半期利益とは、親会社の所有者に帰属する四半期利益 プレイヤーの満足度を示す指標 正式名称は『EA...

ネクソン、2024年度第1四半期連結業績のお知らせ

当社予想を上回る第1四半期業績『FC ONLINE』、『FC MOBILE』及び『ブルーアーカイブ』が牽引オンラインゲームの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:李 政憲/イ・ジョンホン、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2024年度第1四半期(2024年1月1日~3月31日)連結業績を発表致しました。 当社の代表取締役社長であるイ・ジョンホンは、次のように述べています。 「5月21日に控えた中国における『アラド戦記モバイル』の配信開始をとても楽しみにしています。パートナーのテンセントにより、中国の巨大なモバイル市場におけるたくさんのプレイヤー、そして『アラド戦記』を愛する幾人ものファンの心を掴むようなマーケティングプランが準備されています。」 「ネクソンはプレイヤーの皆さまに“楽しさ”を提供することを通じて、より一層成長できるよう、新たなプライオリティを策定しました。足元においては、主要タイトルを再び活性化させることに注力しながら、世界的ヒットとなり得る新作ゲームを多数開発しています。そして、当社の人気IPが持つ大きな可能性を引き出す“フランチャイズ・マネジメント戦略”も策定いたしました。さらに、売上収益の成長、経営効率化やコスト管理を通じて利益率を高めていくことに注力して参ります。」 2024年度第1四半期業績概要及び直近のハイライト ・第1四半期の売上収益、営業利益及び四半期利益は全て当社予想を上回った。『FC ONLINE』、『FC MOBILE』及び『ブルーアーカイブ』が業績を牽引。 ・第1四半期売上収益は、会計基準ベースで前年同期比13%減少(一定為替レートベースで19%減少)の1,084億円となった。『アラド戦記』及び『FC ONLINE』が好調であった前第1四半期との比較で減収となったことが主な要因。 ・営業利益は、売上収益の減少、費用の増加、また業績予想に織り込んだ一過性の損失を計上したことから、前年同期比で48%減少の291億円となった。一方、売上収益が想定を上回ったことに加えて、人件費及び広告宣伝費のコスト管理による効果やクラウドサービス費用が想定以下であったことにより、当社業績予想を上回った。 ・四半期利益は、主に営業利益の減少により、前年同期比で32%減少の359億円となった。一方、業績予想対比では、主に営業利益が想定を上回ったこと及び米ドル建ての現金預金等について107億円の為替差益が発生したことにより、想定を上回った。 ・韓国の売上収益は前年同期比で12%減少の573億円となり、当社予想を上回った。『FC ONLINE』及び『FC MOBILE』の売上収益が想定を上回ったことが要因。『FC ONLINE』の売上収益は、2023年第1四半期の高い水準との比較で減少した一方で、アップデート及びプロモーションの成功により業績予想を上回った。 ・韓国『メイプルストーリー』の売上収益は当社業績予想をわずかに下回った。プレイヤーエンゲージメントを改善させる戦略のもと、短期的に課金施策も抑え、ネット・プロモ-タースコアが1月から4月の期間で14ポイント改善するなどの成果が得られた。 ・中国の売上収益は、前年同期比で32%減少の292億円となり、業績予想レンジ内で着地。『アラド戦記』の減収が、『MapleStory: The Legends of Maple』の増収寄与を上回った。 ・中国『アラド戦記』の売上収益は当社業績予想の上限値で着地。売上収益及びアクティブユーザー数の回復に向けて、ゲーム内経済のバランス改善に継続して取り組み中。第2四半期以降もコンテンツアップデートにより、ゲーム内経済をより一層改善させていく予定。 ・日本の売上収益は前年同期比1%増加の36億円となり、当社業績予想を上回った。『ブルーアーカイブ』の好調が業績を牽引。対前年同期では、『メイプルストーリー』の成長がモバイルタイトルの減収により相殺された。 ・北米及び欧州の売上収益は前年同期比92%増加の99億円となった。『THE FINALS』及び『デイヴ・ザ・ダイバー』の増収寄与や『メイプルストーリー』の成長が主な要因。一方、『THE FINALS』が想定以下であったことにより、当社業績予想をわずかに下回った。 ・『THE FINALS』は、3月に開始したシーズン2により、プレイヤー指標が短期的に増加したものの、リテンション及び売上収益が想定を下回った。Embarkの開発チームは韓国のライブ運用チームと共に主要課題の分析及び問題に対応中。 ・その他の地域の売上収益は83億円となり、当社業績予想を上回った。主に『メイプルストーリー』、『メイプルストーリーM』及び『ブルーアーカイブ』が業績を牽引。対前年同期では、複数のモバイルタイトルの売上収益が減少した一方で、『メイプルストーリー』の堅調な成長及び『HIT2』の増収寄与により14%増加。 ・直近のリリース及び今後配信予定の新作タイトル –     『HIT : The World』:『HIT2』の日本サービスを4月17日に配信開始 –   ...