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南海ホークスの本拠地「大阪スタヂアム」がデジタル空間に甦る
オンラインゲーム「フォートナイト」に新マップ「Namba Parks -Hawk’s Legacy-」公開 デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する株式会社Meta Osaka(メタオオサカ)(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:毛利英昭)は、2024年8月7日(水)、世界中で5億人を超えるユーザーを持つオンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」上に、オリジナルマップ「Namba Parks -Hawk's Legacy-(なんばパークス・ホークスレガシー)」を公開しました。本マップでは、南海電気鉄道株式会社(代表取締役社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)と南海電鉄グループのeスタジアム株式会社(代表取締役:松本 保幸・池田 浩士)の協力のもと、南海ホークスの本拠地「大阪スタヂアム(通称:大阪球場)」とその跡地にできた「なんばパークス」(所在地:大阪市浪速区)を忠実に再現しました。この取り組みの目的は、かつての象徴的な場所をデジタル空間に蘇らせ、若い世代にその歴史とストーリーを伝えること、そして地域社会において世代を超えた交流を生むことです。
<div class="pr-embed--youtube" data-url="https://www.youtube.com/watch?v=p7s9FlW1P_A">企画背景 1950年、南海電鉄が戦後の焼け跡に日本の復興と平和の象徴として建てた「大阪スタヂアム」は、南海ホークスの本拠地として多くの野球ファンの熱狂を生みました。1988年に南海ホークスが売却され、拠点を福岡に移した後は住宅展示場などに活用されましたが、1998年、難波再開発計画に伴い解体されました。2003年、その跡地は複合商業施設「なんばパークス」として生まれ変わり、現在多くの人々で賑わっています。「大阪スタヂアム」と「なんばパークス」。過去と現在で同じ場所にある2つの施設を行き来できる唯一のマップを企画しました。
この度完成した「Namba Parks -Hawk’s Legacy-」は、単なる新しいゲームマップではありません。歴史的なスポーツ施設をデジタル空間で再現することで、当時の人々の熱狂や想いを現代に蘇らせる新しい試みです。この地に「大阪スタヂアム」があったことを知らない若い世代も、「大阪スタヂアム」に通っていた野球ファンも、共に当時の熱狂や空気感を感じることができます。このように、今は存在しない建造物をデジタル空間に再現することは、世代を超えたコミュニケーションを生み、地域社会の絆を深める一助となります。
新マップ「Namba Parks -Hawk's Legacy-」について フォートナイトの新マップ「Namba Parks -Hawk's Legacy-」は、南海ホークスの黄金期に監督を務めた鶴岡一人氏が登場し、ストーリーが展開していきます。「なんばパークス」を舞台に南海ホークスのユニホームを集めながら走るタイムレースで、ゴールすると「大阪スタヂアム」があった時代へタイムリープします。エンディングでは当時の熱気を想像しながらスタジアム内を自由に散策でき、鶴岡監督との記念撮影も楽しめます。
鶴岡一人さんのご子息・鶴岡秀樹様コメント父は、敗戦後の大阪府市民に夢と希望をと願いGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の協力のもと、大阪スタヂアム(のちに大阪球場)の建設に奔走しました。大阪スタヂアムが、大阪府市民の憩いの場になるようにと自らメジャーリーグの球場を視察し、いち早く球場建設に活かしたそうです。また、野球が子供たちの夢や希望になるようにボーイズリーグも立ち上げました。
「野球はチームプレー、チームが勝ち進まないと大きな舞台にたてないが、どのチームにも優秀な選手はいる。そういう選手にも大きな舞台を経験させてあげたい」と遺言を残しました。
没後、遺言のとおり、多くの方々のご尽力で、地域ごとのオールスターチームをつくり対戦する「鶴岡一人記念大会」が今も開催されています。父の熱い想いと願いがこめられた大阪球場が、今の時代にメタバースの世界で、再びみなさんにみていただけることは家族としても大きな喜びです。みなさんに、大阪球場、南海ホークスを懐かしんでいただけることを心より願っております。
南海電気鉄道株式会社 代表取締役会長兼CEO 遠北光彦...