本作で挑んだのは盲目の少年が見ている世界をVRで表現すること。「目の見えない人は実は想像力豊かに色鮮やかな世界に生きている」というインタビューをきっかけにオリジナルストーリーを創作、盲目の少年の想像力によって広がる美しい世界をCGアニメーションとインタラクションで実現しました。声の出演も豪華で、主人公で盲目の少年・タカシ役を中川翼さん、彼の幼なじみで軽度自閉症のシンジ役を岡山天音さんが演じています。国際映画祭VR部門で数々の賞を受賞し、世界の舞台に活躍している作品です。
【Thank you for sharing your world 作品概要】
・監督:作道 雄
・製作年:2022年
・作品尺:約33分
・ジャンル:VRアニメーション
・企画・制作:講談社VRラボ
・製作:講談社
Steamで好評発売中:https://store.steampowered.com/app/2676920/
※発売の初週にローンチセール:11/22(水)午前10時まで(日本時間)
【トレーラー】
【受賞履歴】
79th Venice International Film Festival 2022 Nominated
Kaohsiung Film Festival 2022 Nominated
Bucheon International Animation Festival (BIAF) Nominated
Animest Romania 2022 Best VR Short Film
LifeArt Festival 2023 Virtual Reality Award
Los Angeles Film Awards Best Virtual Reality
Barcelona Planet Film Festival 2023 Best Virtual Reality
Fine Arts Film Festival 2023 Virtual Reality Film Nominated
44th Annual Telly Awards – Immersive, Interactive, & Mixed – Use of VR – Silver Award
ADC 102nd Annual Awards Gaming Gold Award
Animafest Zagreb 2023 VR Competition Nominated
Harlem International Film Festival Best Virtual Reality
【あらすじ】
小学生の頃に病気で視力を失った主人公、タカシ。目の前の世界を想像し、映像として再現することで、日常生活はほとんど不自由なく過ごしている。しかし気持ちは塞ぎがちで世の中に対する興味も日常の楽しみも失っていた。ある日タカシは、シンジという軽度の自閉症の幼馴染に誘われて、二人きりで蒸気機関車のセレモニーを見に出かける。途中あることで喧嘩してはぐれてしまったが、周囲の人々のサポートから、セレモニーで再会を果せた。お互いのことを大事に思っていることに気づき、二人は仲直りをする。と、二人の目の前を、蒸気機関車が迫力いっぱいに通過していく。タカシの想像力は刺激され、シンジの声を頼りに、周囲の世界を次々と思い描いていく。世界はどこまでも広がりを見せ、タカシは、世界は自分の気持ち次第で変えられることを知るのだった。
【メインキャスト(英語/日本語)】
タカシ:ZACH AGUILAR/中川翼
シンジ:NICOLA FRICANO/岡山天音
【メインスタッフ】
監督・脚本:作道 雄
アニメーション監督:半崎 信朗
プロデューサー:石丸 健二
CGディレクター:Gee Yeung
音響監督:太田 昌孝
音楽 : haruka nakamura
【作道雄監督について】
映画監督・脚本家。1990年 大阪府生まれ、京都大学法学部卒業。2014年に映像制作会社「クリエイティブスタジオゲツクロ」を設立、代表に就任。映画監督として活躍する一方、脚本家としてテレビドラマの脚本などを手掛けている。監督作に、映画「神さまの轍」(2018)。脚本作に映画「光を追いかけて」(2021)「アライブフーン」(2022)、NHKテレビドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」(2022)など。
【株式会社講談社VRラボについて】
2017 年10 月に総合出版社の講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオであるポリゴン・ピクチュアズにより設立されたVRを中心とした新しいエンターテイメントを企画・研究するスタジオです。最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?を探求し、それを形にして世界に向けて発信して参ります。
代表取締役:石丸健二
URL:kodanshavrlab.com