「ぷよぷよフューチャーカップ」は、「ぷよぷよブートキャンプ」の修了式を兼ねた大会として企画され、参加いただいた学校間の交流を深めること、コーチングの成果を発揮すること、オンライン大会に親しむことを目標にしています。eスポーツ部の生徒たちは大会に向けて、入門編、初心者編、初級編(階段・GTR)の講義とプロ選手によるオンライン個別コーチングを受講し、受講当初よりも確実に上達した姿を見せました。
また、「ぷよぷよ」は主に個人同士で対戦するパズルゲームですが、今回の大会では教育的側面から個人戦ではなく、3人1組のチームでポイントを積み上げる団体戦としてレギュレーションを作り開催となりました。参加選手の人数が少ない学校は、他校と合同チームを結成し大会に参加しました。予選については、順位が決定するまで複数回対戦ができるスイス式トーナメント、決勝へは予選の順位点を元にチーム合計点上位4校が進出するルールを採用。自分が負けても仲間が取り返してくれる、通常の個人戦では味わえない団体戦を楽しんでいただきました。
今回、優勝したのは、長崎県立大村工業高等学校eスポーツ部「虎徒の刃(ことのやいば)」。予選2位として勝ち上がり、予選4位の星槎国際高等学校仙台センターとの決勝戦を安定したチーム力で 3-1で制し、見事優勝を勝ち取りました。
▲左から、コーチングを担当した「ぷよぷよ」プロ選手の
くまちょむ選手、飛車ちゅう選手、live 選手、Kuroro 選手
<結果>
優勝:長崎県立大村工業高等学校 eスポーツ部「虎徒の刃(ことのやいば)」
準優勝:星槎国際高等学校仙台センター ゲーム部
3位:ルネサンス大阪高校 eスポーツコース
3位:合同A(立修館高等専修学校 eスポーツ部、高崎商科大学附属高等学校 情報処理部)
スイス式トーナメントで行った予選では高崎商科大学附属高校が1位。福岡第一高等学校も上位に入る展開となり、また茨城県立東海高等学校、四條畷学園高校、太成学院大学高等学校も健闘し、ラウンドが進むごとに順位が入れ替わるなど全校集中して対戦をしているのが印象的でした。
また、キャリア教育の観点から、大会に出場するだけでなく、運営、実況、配信など、eスポーツに関わる多くの仕事を体験していただくべく、今回は大会運営に宇部フロンティア大学付属香川高等学校に大会ツールの登録や、結果報告などの運営業務を担当いただきました。初めての業務でしたが、打ち合わせ時から真剣に取り組んでいただき、大会を最後まで進行することができました。
参加いただいた顧問の先生からは、「ぷよぷよは奥が深くどの学校も上手だった。実力の差を感じたので第2期に向けて練習したい」「本プロジェクトで製作していただいたチームの名前が入ったユニフォームを着て大会に出場する、という体験はとても貴重でした」とのお声をいただくことができました。
10月からは本プロジェクトも第2期となります。新たな参加校も加わり、総勢約50校のプロジェクトとして進行し、高校におけるeスポーツ部活動の一助となるよう引き続き、プロ選手と連携して進めていきます。
次回は、12月に第2回大会を予定しています。
<「『ぷよぷよeスポーツ』高校eスポーツ部 応援プロジェクト」とは>
□活動目標
・全国都道府県対抗eスポーツ選手権 出場&優勝
・卒業までに、ジャパン・eスポーツ・プロライセンスを取得
□セット内容(無償提供)
・Steam版(Windows PC用)『ぷよぷよeスポーツ』アカウント × 3個/部
・プロ選手によるオンラインコーチング
・『ぷよぷよプログラミング』教材、オンライン講座
・各校eスポーツ部ユニフォーム 最大5枚/校
として、実施。10月より2期を開始しています。第3期は12月の募集を予定しております。
次回の参加をご希望の学校は、ご案内をいたしますので、以下よりご連絡をお願いいたします。
https://faq.sega.jp/hc/ja/requests/new?ticket_form_id=360000972433
<「ぷよぷよブートキャンプ」とは>
セガ主催のプロ選手による、ぷよぷよ集中プレイ講座としてスタートしました。自由自在にぷよぷよを操れるプロ選手から、ちょっとしたプレイのコツを教わるだけで、いままで越えられなかった連鎖の壁を飛び越えることができるようになります。置いてはいけない悪手や連鎖のイメージ、折り返しから積む理由など、そして問題形式でプロ選手からの出題を受講者が考えて解いていくことで、ぷよぷよの仕組みの理解が進み、実際に受講後では連鎖の数が伸びている受講者が増えています。
<「ぷよぷよ」とは>
「ぷよぷよ」シリーズは、2021年で30周年をむかえて世代を超えて愛される、国民的落ち物アクションパズルゲームです。1991年に初代『ぷよぷよ』がMSX2版とファミコンディスクシステム版にて発売され、1992年にはセガよりアーケード版、メガドライブ版を発売。単純で分かりやすいゲームシステム、可愛らしいキャラクター、さらに落ち物アクションパズルゲームとして初めて対戦形式を導入したゲーム性により、爆発的なヒットを記録しました。以降、アクションパズルゲームの定番ゲームとして、さまざまなゲーム機や携帯電話、スマートフォンで展開され、幅広い層に遊んでいただき、現在に至っております。2018年3月にはJeSU(日本eスポーツ連合)公認タイトルとなり、プロ選手も誕生。eスポーツシーンでも盛り上がりを見せ、現在、多数の競技大会を実施しております。
<「eスポーツ」とは>
「eスポーツ(esports)」は、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲーム使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
<ぷよぷよプログラミングについて>
『ぷよぷよプログラミング』は、アシアル株式会社が提供するプログラミング学習環境『Monaca Education』において、『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業(写経)を通して、プログラミング学習できる教材です。製品版と同じ画像素材を利用し、実際に『ぷよぷよ』のプレイ画面を確認しながらコーディングを行うことができます。基礎コースから初級・中級・上級コースまでの難易度を用意しており、幅広い学習層にご活用いただけます。1,000以上の教育機関で利用されている『Monaca Education』は、クラウドサービスのため教育現場での導入や運用が簡単で、インターネット環境があれば既存PCやタブレットによる学習や指導が可能です。なお、本コンテンツは無料でご利用いただくことができます。また、第17回日本e-Learning大賞で日本電子出版協会会長賞を受賞しました。2020年6月の提供開始以来、『ぷよぷよプログラミング』の登録者数は55,000人を突破しています。
【製品情報】
商品名 : ぷよぷよeスポーツ
対応機種 : PlayStation®4/Nintendo Switch™
発売日 :
パッケージ版:発売中(2019年6月27日(木)発売)
ダウンロード版:配信中(2018年10月25日配信)
希望小売価格 :
パッケージ版:1,990円(税込2,189円)
ダウンロード版:1,851円(税込2,036円)
ジャンル : アクションパズル
プレイ人数 : 1~4人
発売・販売 : 株式会社セガ
CERO表記 : A区分(全年齢対象)
著作権表記 : ©SEGA
公式サイト : https://puyo.sega.jp/PuyoPuyo_eSports/
公式Twitter : https://twitter.com/puyopuyo20th
※アーケード版『ぷよぷよeスポーツ アーケード』も稼働中。
https://puyo-esports-ac.sega.jp/
商品名 : Puyo Puyo Champions / ぷよぷよeスポーツ
対応機種 : Steam
発売日 : 配信中(2019年5月8日(水)配信)
希望小売価格 : 1,019円(税込1,100円)
ジャンル : アクションパズル
プレイ人数 : 1~4人
発売・販売 : 株式会社セガ
CERO表記 : A区分(全年齢対象)
著作権表記 : ©SEGA
公式サイト :
https://puyo.sega.jp/PuyoPuyo_eSports/
https://puyo.sega.com/champions/ (※欧米版公式サイト)
販売ページ :
https://store.steampowered.com/app/971620/
※PC版は、日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・繁体字中国語・簡体字中国語の言語テキストを収録しております。また、ボイスはオプションにて、英語と日本語の音声切り替えが可能です。
※PC版の必要スペックについては、Steamの商品紹介ページよりご確認をお願いいたします。
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