取締役兼NEXON Korea社長のイ・ジョンホンが代表取締役社長に内定
現代表取締役社長のオーウェン・マホニーは、10年にわたり当社の成長及びグローバル事業の拡大をリードして参りました。任期満了後は、取締役の重任を条件に取締役兼相談役に就任する予定です。尚、イ・ジョンホン及びオーウェン・マホニーは、2024年3月に開催予定の当社定時株主総会後、本人事が正式に承認されるまで現職を務めます。
イ・ジョンホン(李 政憲)
ネクソンでの勤続年数20年の経験を持つイ・ジョンホンは、これまで卓越したリーダーシップを発揮し、事業を牽引して参りました。2008年から 2017年にかけては、当社フランチャイズの持続的な成長を牽引し、業界トップクラスを誇るネクソンのライブ運用チームの統括を務めました。2018年1月には、当社グループ内における最大の子会社であるNEXON Koreaの代表取締役社長に就任しております。イ・ジョンホンの指揮の下、NEXON Koreaの売上収益は2018年から2022年にかけて19%の年平均成長率[1](CAGR)を達成いたしました。更に、『アラド戦記モバイル』、『メイプルストーリーM』、『ブルーアーカイブ』、そして『デイヴ・ザ・ダイバー』など、複数の新作タイトルの立ち上げにも成功しました。
イ・ジョンホンは次のように述べています。
「ネクソンを新たなステージへ導くという大きな役割を担うことを、大変光栄で喜ばしく思います。他に類を見ない成長と安定性をもたらし、当社の強固な収益基盤となるバーチャルワールド、世界トップクラスの人材を誇る運用及び開発チーム、新作ゲームの開発や新技術の分野でイノベーションを起こすことへのコミットメントをもとに、グローバルな成長を目指してまいります。当社はこれまでグローバルフランチャイズが創出する安定的な売上収益を、世界的ヒットとなり得る新作タイトルの開発に投資してきました。今回の社長交代は、事業が安定した状態であると共に、飛躍的な成長を遂げる体制が整ったタイミングで行われるものです。」
オーウェン・マホニー
2010年に最高財務責任者(CFO)としてネクソンに入社し、2011年のIPOにおける責任者を務めた後、2014年に代表取締役社長に就任いたしました。オーウェン・マホニーの指揮の下、当社グループ売上収益及び営業利益は持続的な成長を遂げ、2023年第3四半期のグループ売上収益は6四半期連続で対前年同期二桁成長となりました。更に、新作パイプラインは過去最も強力なラインアップとなっております。
オーウェン・マホニーは次のように述べています。
「10年にわたり、ネクソンを率いる大役を担えたことを大変光栄に思っております。事業が安定的で、強固な状態にある今こそ、ジョンホンに手綱を渡す最高のタイミングだと考えました。当社のコーポレートガバナンスに対する姿勢は、多くの優秀な次世代リーダーが揃っていることに示されています。イ・ジョンホンは、グローバル・エンターテインメント業界において最も有能で実績のあるエグゼクティブの一人であり、ネクソンを次のステージへと導く最高のリーダーとなるでしょう。」
尚、NEXON Korea代表取締役社長の後任人事については、近日発表予定です。
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株式会社ネクソン https://company.nexon.co.jp/
1994年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011年12月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015年にJPX日経インデックス400、2017年には日経株価指数300の構成銘柄に採用されました。また、2020年には日経平均株価を構成する225銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする50を超えるゲームを、190を超える国と地域でPC、コンソール及びモバイル向けに提供しています。2021年、ネクソンはスウェーデン・ストックホルムを拠点とし、グローバル配信に向けて複数のプロジェクトを開発中のEmbark Studios ABを完全子会社化しました。
[1] Nexon Korea単体の売上収益(現地通貨ベース)で算定