いじめのない社会の実現へ向けてできること。eスポーツ高等学院が見つけ出した解決方法のひとつとは
先日、文部科学省から2022年度の問題行動・不登校調査が発表されました。全国の小中高校や特別支援学校で認知されたいじめの件数は、前年か1割増の68万1948件となり、残念ながら過去最多となってしまったたようです。急速に少子化が進む中でいじめの認知件数が増加するのは、どう見ても異常なことで早急な解決策が求められています。
不登校になってしまった生徒を多く受け入れている本学院のような通信制高校にとっては、いじめや不登校問題は、とても身近な課題であり、これらの解決に向けては約50年間に渡って、真摯に取り組んでまいりました。eスポーツ高等学院に在籍する生徒の中には、過去にいじめを原因とした不登校を経験した生徒も少なくありません。しかし、現在200名以上の生徒が通う校舎内において、コミュニケーションエラーや言い争いは少なからずあるものの、一方的に誰かを傷つけてしまうような「いじめ」については報告されていません。
そこで、本学院が様々な方法を試しながら積み重ねてきたノウハウやそれから導き出した解決策のひとつを見つけ出した一つの解決策を家庭や教育現場で働く方々へ共有できたらればと考えました。
不登校になってしまう理由に目を向けることから始めたeスポーツ高等学院の取り組み
文部科学省の調査によると、いじめが起こりやすい環境は、主に「子どもにとってストレスの多い環境」というデータがあります。少子化にも関わらず、いじめ件数が過去最多になっているのは、ストレスを感じやすい社会がSNSの影響も含めて学校内にできあがってしまっていることが原因のひとつであると、本学院は考えております。実際のところeスポーツ高等学院に入学した生徒のなかには、過去いじめによる不登校がきっかけで部屋にこもりがちになり「ゲーム依存」の状態になってしまった生徒もいました。
しかし本学院への入学を機に、勉強もeスポーツも、バランスよく取り組み、遅くまで残ってeスポーツの練習に励む姿を毎日見かけるようになりました。そのような本学院の生徒を見る限り、今まで強く感じていた孤独感を緩和してくれる唯一の存在であった「ゲーム」が学校と結びつくことによって、学校にいながら穏やかな日常が送れるようになったのでしょう。
さらに本学院は「壁のない教室」「壁のない職員室」「教職員による個別サポート体制」など、透明性の高いオープンな教育環境作りを徹底しています。それは同じ志を持つ仲間とともに、プロチューター講師の指導のもと、チームスポーツとして「学校」という場所で取り組んでほしいからです。こうした学校生活を通じて、自分を肯定できるようになった生徒がたくさんおり、将来はデジタル人材として業界に関わる仕事がしたいという声も多数上がるようになりました。
このような現状から、本学院が「eスポーツ」を通して、生徒の「好きなこと」に正面から向き合い、その能力を伸ばしていくことが重要であるという結論を導きました。そして、子どもの抱える孤独感を緩和しながら、仲間とのコミュニケーション環境を整えていくことによって、子どもたちはおどろくほどに成長することを我々は実感しています。
いじめや不登校の解決に腐心する教育現場の方々にとってこの事例が何かのヒントになれば嬉しいです。本学院は、これからも生徒がストレスなく自分らしく自分のペースで成長できるように最適な教育環境を追究していきたいと考えています。
eスポーツ高等学院の教育環境
具体的な本学院の取り組みをまとめました。
1.壁のない、職員室と教室
2.好きを全力で肯定する教育方針
3.好きを全力で学びつくせる専用施設
4.必ず生徒の味方になる教職員、担任、チューター制度
5.進路相談から心の悩みまでサポートするカウンセラー制度
6.担任がまずは友達となり、介入する友達紹介制度
7.自分らしく学べる、自分のペースで通える孤独を感じない居場所
eスポーツ高等学院は、社会で活躍できる人間=次世代のデジタル人材を育てる学校
プロゲーマーも、ストリーマーも、Vtuberも、彼らはもはや憧れられる職業のひとつであり立派な社会人です。
e スポーツ高等学院は、日本初のeスポーツ専門の高校として、プロゲーマー、ストリーマー、Vtuber、ゲーム実況、プログラマー、ゲームアナリスト、ゲームライターなど、その無限の可能性に共感し、夢を実現するためのプロフェッショナルが徹底的に指導する学校です。
指導者も、環境も、設備も、全て最高のスペック
産学協同で実現したeスポーツ高等学院は、すべてがプロフェッショナルな学校です。eスポーツ業界を牽引するNTTe-Sportsが保有するノウハウを本格的に提供し、プログラムにも参加しています。指導面ではプロのeスポーツ選手による指導はもちろんのこと、eスポーツに関連する多岐にわたる専門家から学べる講座を提供しています。学校の施設はeスタジアム、メインビジョン、音響や照明、防音施設、ハイスペックゲーミングPC、エントランスホール、ケアトレーニングスペースなど、最先端の設備が整っており、最高のゲーム環境で最高の教育を受けることができます。
ゲームを楽しみながら、生徒たちに描いてほしい未来へのロードマップ
プレイするゲームタイトルは主要な人気タイトルを中心に、さまざまなジャンルのゲームを広範に網羅しています。FPS、TPS、RTS、MOBAなど、さまざまなジャンルの人気ゲームタイトルにおいてプロから学ぶことができます。そして、3年間のeスポーツに焦点を当てた高校生活を送りながら、将来性が非常に高いeスポーツ業界において、未来の可能性は無限に広がります。プロゲーマーの道は確かに限られており、険しいものですが、ゴールはプロゲーマーに限らず、さまざまな分野で用意されています。楽しみながらeスポーツ業界に関わる多種多様なカリキュラムを学ぶことで、きっと自分の興味や才能に合った分野が見つかるでしょう。また、大学への進学率も非常に高く、夢への道はより広がります。あなたの未来に向けたロードマップをeスポーツ高等学院がサポートします。
【学校概要】
eスポーツ高等学院 シブヤeスタジアム
所在地:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町20-17NMF渋谷公園通りビル8F
eスポーツ高等学院 ナゴヤeスタジアム
所在地:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅2-45-19
eスポーツ高等学院 ブクロeスタジアム
所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-12-8
eスポーツ高等学院 ヨコハマeスタジアム
所在地:〒231-8001 神奈川県横浜市中区太田町2-23
Twitter:https://twitter.com/esports_hs_
Instagram:https://www.instagram.com/esports_highschool/
TikTok:https://www.tiktok.com/@esports_hs_
【会社概要】
会社名:株式会社ディー・エヌ・ケー
所在地:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-21-8
代表者:斉藤 暁
設立:昭和53年12月
事業内容:通信制高校サポート校のeスポーツ高等学院を運営