コンストラクター戦でついに首位に躍り出る!
広島県府中市、TTCアリーナ
今大会は、2023年9月16・17日(土曜日/練習日・日曜日/本戦)に「府中ドローンフェス2023」の交流イベントとして併催され、全国各地から総勢50名の選手とドローンレースチーム13チームがTTCアリーナに集結し、戦いの火蓋が切られました。ドローンの産業、人材、研究機関などが集まる「ドローンのまち」を目指す、広島県府中市が主催した、「府中ドローンフェス2023」*⑴では、最新ドローンの展示のほか、ドローンサッカーやドローン組立ワークショップなど、子供から大人までの来場者の皆様が、ドローンを見て、触って、楽しめるイベントとなっており、会場は大い盛り上がりました。
これまでの振り返り
ライデンはコンストラクター戦*⑵に初戦から参戦しており、これまで全4戦で毎戦100ポイント以上の高得点を獲得する安定した戦いを続けてきましたが、巧みな選手起用とその実力で首位を独走する「BMS racing japan with BRIDE」(以下:BRIDE)を前に、前節(第4戦)を終えた時点でシーズンランク2位に甘んじておりました。シーズン6戦中、5戦目となる今大会、ライデンはBRIDEに対して如何にポイント差を縮め、次節のシーズンファイナルに"繋げるか”を最大の焦点として臨みました。
BRIDEにまさかのミス、ライデンが首位に躍り出る
ライデンはコンストラクターパイロットとして、松山 侑暉(プロクラス)Saqoosha(エキスパートクラス)橋本 勇希(プロクラス)の3選手に加え、メカニックに梅溪 得道が参加し、今大会でも安定の速さを魅せ、チーム全体で108ポイントを獲得しました。首位のBRIDEもオーストラリアから世界トップクラスのパイロット、Thomas Bitmatta選手(エキスパートクラス)を招聘し、万全の体制で臨んだものの、これまでチームを牽引してきた矢田選手が今シーズン初となる予選敗退となりチーム全体で90.5ポイントと大きくポイントを落とす結果になりました。この結果、ライデンは今シーズン初となるシーズン首位に躍り出ました。
橋本勇希、5連覇を狙うも壮絶な戦いにより2位に
これまでJDL23シーズンで全戦で優勝し4連覇中と勢いに乗るライデンのエースパイロット、橋本 勇希は、今大会でも予選ラウンド(コンストラクター戦)を1位でパスし決勝ラウンドへ駒を進めた。準決勝も危なげなくパスし決勝へ進出し5連覇に王手を掛けるものの、3回のレースの獲得ポイントの合計で競われる、決勝戦1レース目でまさかのゲートクラッシュで手痛いNDF(未完走0ポイント)を喫し不利なレース展開となり、残りの2回目、3回目のレースでは見事1位でゴールポイントを獲得するもののトータルポイントで1ポイント届かず、今大会を2位で終えました。橋本 勇希選手は、今大会での結果について「1回目のレースでの墜落は想定外でしたが、2、3回目の1位には自信を持って戦うことができました。次回は更なる高みを目指して頑張ります。」とコメントしています。
いよいよシーズンファイナルラウンド!『JDL 2023 Round6』
愛知県豊田市にある 川田公園が会場となり、2023年10月28・29(土・日)に開催される予定です。詳しくは、JDL公式ホームページからご覧いただけます。
https://www.japandroneleague.com/2023-league/round5
また、チーム内速報はチーム公式SNSからご覧いただけますので併せてご確認ください。
https://linktr.ee/raiden_drone
個人戦、コンストラクター戦で良い結果を目指してチーム一丸となって戦って参ります。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
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*⑴府中ドローンフェス2023の詳細
⇒ https://fuchu-dronefes.com/
*⑵:コンストラクター戦とは
今シーズン新たに導入されたJDLの新カテゴリーで、全国のドローンレースチームの13チームが参戦しています。1人で出場できる個人戦とは異なり、コンストラクター戦に参戦するにはチーム内に監督、メカニック、選手という役割を持った人材を配置する必要があり、個人戦と同様に今後の盛り上がりが注目されるカテゴリーとなっております。コンストラクター戦のポイントルールは、本戦日(今大会の場合は17日)の午前中に行われる予選ラウンドの結果を元にポイントが集計され、各カテゴリーごとにボーナスポイントが発生します。最上位クラスとなるプロクラスの選手の獲得ポイントに対しては1倍、中堅クラスのエキスパートクラスの選手が獲得したポイントには1.5倍のボーナスが加算され、初心者クラスのオープンクラスの選手が獲得したポイントには3倍のボーナスが加算されるルールとなっています。これにより各カテゴリーに所属する選手層やリクルーティングなどチームとしての総合力が必要となります。